アルバム紹介編


 

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かっこよくROCKにハマる

 

このページは各アルバムを順次紹介していきます。アルバムタイトルや人名順などきちんとA-Zで紹介することはとてもできませんので出来るところから適度に追加していきたいと思います。

いつみても工事中のページに見えるかもしれませんが増やしていく過程ですのでよろしくお願いいたします。


各アルバム紹介の最後にAMAZONへのリンクを付けました。『今すぐ買う』という言葉が出てきても慌てず中央のタイトルからAMAZONのサイトに行けば、他の人の評価や関連アルバム情報を確認することが出来ます。情報を見るのは無料です。そこでは視聴出来るものもありますがネット負担を軽くするため音質はかなり落とされていると思います。


トップは同じ誕生日であるJIMI HENDRIXにこだわりたい。

 

THE JIMI HENDRIX CONCERTS(アナログLP2枚組):JIMI HENDRIX

このアルバムは1968〜1970年に収録されたとありますがとにかく録音状態が抜群にいい、レコードはコペンハーゲンのレコード屋さんで買ったので日本で入手できるか分かりません。

HEY JOE
JIMIのハスキーで優しい声がPAの前で聞いているように部屋中に広がります。ギターアンプの前にマイクを立て、会場中にギターの音を広げようとしている様子も手に取るように分かるのです。このころはPA導入もそろそろ確立してきた時代なのですが、なかなか優秀な収録に関心するのです。70'sROCKを知らない人でも素朴なアナログ録音の良さ(温かさ)になんとなく懐かしさを感じると思います。デジタル機器を否定するわけではありませんが、デジタル機器に頼らない時代なのでその辺が返って新鮮なのかなぁ。

HEAR MY TRAIN A COMIN
解説では収録は別場所となっているのですがHEY JOEと同じくらいの録音状態。ゆっくりめの曲だがギターをフルパワー近くにしてピッキングをソフトなタッチにしているのが分かります。

オーディオ編で紹介するJBL製スピーカー2120で聴くとストラトが太い音を出して怖いくらい部屋に張り出します。ドラムがズダンズダンとぶつかってくるのでボリュームを上げるほどに気持ちよさが伝わる曲です。『怖い音』というのが正直なところですが、JBL系などのモニタースピーカーであれば演奏が迫ってくるほどのライブ感が得られると思います。とはいえ、一般のオーディオ装置であっても録音状態がよいのでとにかくお薦めのアルバムです。

ええっ〜、本当ですか?AMAZONでプレミアムが付くほどのものでしたか。皆さんに聴いて欲しいのになぁ。タイトルは違えど何かのCDアルバムで発売されていればいいのですが、、そこまで追いかけられず申し訳ありません。 
→ The Jimi Hendrix Concerts

 


JIMI HENDRIX:JIMI PLAYS MONTEREY(VHSビデオ)


これもコペンハーゲンで買ったVHSビデオ、日本とテレビの方式は違いますが我家はどっちみちぐちゃぐちゃなので大丈夫です。
この映像を初めて見たのはNHKの特番で1975年頃だったかなぁ、当時はアパート暮らしだったので白黒テレビでこの映像を見ました。ビデオがない時代でしたので写真でしか見たことがないJIMI HENDRIXの動く映像に本当に感動し、夜は興奮してなぜか涙が出て眠れませんでした。

このアルバムは最後にJIMIがギターを燃やすところが有名ですが、個人的にはLIKE A ROLLING STONEWIND CRY MARYといったゆっくりした曲が好きです。JIMIが目をつむって歌うところは70年あたりの時代の雰囲気をたっぷり味わせてくれます。録音状態が良いのも嬉しいです。

一日中、まったりと聴いてしまいます。

 

VHSテープではなくDVDがあるようです。 
→ ライヴ・アット・モンタレー

アナログLP同様、オーティス・レディングとの組み合わせもお得ですね。 
→ Criterion Coll: Jimi Plays Monterey & Shake Otis


BOSTON:DON'T LOOK BACK

DON'T LOOK BACK
この曲を初めて聴いたのは太陽がまぶしい暑い夏の日。暑さを忘れるくらいこの曲にのめり込みました。人間の体は不思議なものでこういった爽快な曲を聴くと元気がみなぎるのでしょうね。これから人生を力強く生きていく人、ROCKを語る人には是非お薦めの曲です。

A MAN I'll NEVER BE
静かな曲ではあるが途中からギターがグワ〜ンとフルボリュームで入ってくる、これが典型的なMarshall(マーシャル)をフルボリュームにした音でMarshallファンの人は実に心地よくおいしく聴ける。曲もよくて何度聴いても飽きない。GIBSONの太くてネバっこい音も最高!時間が経つのを忘れ惜しまれながらエンディングに入る。BOSTONのアルバムは独特の世界があり、余裕があれば一式全部そろえても損はない。BOSTONとよく似たGIBSON系&Marshallの太い音を楽しもうとするとテイストは違うのですがJUDAS PRIESTDEFENDERS OF THE FAITHあたりでも十分おいしく聴けます。

 


当時、アナログLPは2500円でした。このホームページのおいしい聴き方編にYouTubeで登場しますのでハマりのサウンドを確認ください。 
→ ドント・ルック・バック


URIAH HEEP LIVE 1973(アナログLP2枚組):URIAH HEEP

SUNRISE
彼らは作曲では非常に才能があり、演奏もうまい。SUNRISEもいい曲なのだが一度ドラムに集中して聴いて欲しい。スネアのたたき方がすごくて1曲目から大汗かいているように聞き取れる。ROCK喫茶でいきなりこの1曲目のスタタタ、、ンが耳というより頭をたたくような音で強烈にぶつかってきました。当時、家に帰ってから自分のステレオ装置でこの曲がそういった迫力で再生されずがっかりしたものです。

JBL2120ではこの音が出るのは分かっているのでBOSEで聴いてみた、たしかに重低音も出て今風なのだが70年代の哀愁が漂うのはJBL側となる。この辺は好みの問題で意見が分かれるところかもしれない。

JBL製のスピーカーについてはこのホームページのオーディオ編とROCK&JAZZ喫茶編で触れています。

JULY MORNING
URIAH HEEPはおとなしい曲もなかなか聞かせてくれる。スタジオ盤などではアコースティックギターをバックに70'sを匂わせるいい曲も多い。JULY MORNINGもこのライブの中では比較的おとなしい曲になるのですが、URIAH HEEPらしいエキスが全てこの曲に出ているといっても過言ではありません。

 


このアルバムは永久保存版として楽しんでください。 
→ Uriah Heep Live

 



PINK FLOYD:THE DARK SIDE OF THE MOON

SPEAK TO ME 〜THE GREAT GIG IN THE SKY
PINK FLOYDはATOM HEART MOTHER(原始心母)、MEDDLE(おせっかい)と70年代には当時10代であった我々にとって異質な音楽として魅了しました。

これは73年ごろのアルバムで休日にゆっくり味わって聴いてもらいたいと思います。あまりにも有名なアルバムなので今さらコメントしようがないのですが、ライブ盤と聴き比べるのも面白いです。シニアの方はスローライフで、ちゃんとしたオーディオ装置を揃えるのもいいでしょう。

体からアルファ波が出て、手のひらや上半身の体温が上がるのが分かると思います、これは医学的にも証明されているらしく眠くなった人はそのまま寝てしまってもいいそうです。演奏のうまさやテクニック等ではなく、素直にいい音楽として聴いてほしいアルバムです。

 

イギリスで生活していた頃、現地の人もハマっていました。 
→ The Dark Side of the Moon


THE ROLLING STONES:'GET YER YA-YA7S OUT!'

JUMPIN' JACK FLASH
実は生まれて初めて買った洋楽のLPがTHE BEATLESでもなければTHE VENTURESでもなくこれなんです。当時若かったのでメンバー紹介からJUMPIN' JACK FLASHで始まる、このカッコいいイントロの部分をレコードが擦り減るくらい聴きました。

聴いていくうちにB面の方が好きになりSYMPATHY FOR THE DEVIL(悪魔を哀れむ歌)、STREET FIGHTING MAN(ストリートファイティングマン)のライブ盤の完成度の高さに満足しました。

使っていないHIWATTのアンプがあるので友達のGIBSON SGであの音が出るか、時間があればやってみよう。

 

このアルバムはAMAZONで新品や中古品などいくつものバージョンが出回っているようです。とりあえずこちらは新品らしいです(このタイトルで検索すればいろいろ出てきます)。 
→ ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!

 


DEREK AND THE DOMINOS:LAYLA

BELL BOTTOM BLUES
BELL BOTTOM BLUES
はERICが90年代に精力的にライブをやっていたころよく演奏していました。そのころ使っていたストラトは新しく開発されたレースセンサータイプのピックアップで芯がやや強めの音ですが、このアルバムでは本当にストラトらしい枯れた音が聴けます。

LITTLE WING
ジミヘンのLITTLE WINGとは全く異なるテイストのLITTLE WINGを楽しんでください。この曲に溶け込めれば70年代のピッピーが当時どのような気持ちで聴いていたかタイムスリップできると思います。

 

WHY DOES LOVE GET TO BE SO SAD
ここではあえてLAYLAは取り上げませんでした。このアルバムはいい曲が満載されているのでスキップせず、時間がある時に流しで全部聴いてください。

 

聴くほどに新しい発見が出来、不思議にも聞き飽きることはないアルバムです。 
→  いとしのレイラ

さらにマニアやバンドをやっている人でなくても、あの頃のいろんな演奏パターンを聴きたくなってしまうのです。 
→ レイラ・セッションズ

 


BLACK SABBATH:BLACK SABBATH VOL.4

WHEELS OF CONFUSION
ど始めのトニーアイオミのギターの音がとっても70'sしています。トニーアイオミは左効きでGIBSONのSG STANDARDを使っていますが、SGの甘さの中にも太くて粘りのある独特の音が聞き物です(これはギター経験のある人でなければ分かりませんね、すみません)。

やや重めのBLACK SABBATHらしいリズムとトニーアイオミの歪みすぎと思うほど歪んだギターの音、これにオジーオズボーンのヴォーカルがとってもすんなりと溶け込んでいます。独特できれいなメロディーとオジーオズボーンの歌い方が70's臭さを盛り上げていますので、今の時代にもいやみなく受け入れられると思います。若いオネエさんがこれを聴いていたら本当に尊敬します。

 

右の写真はGIBSON SG STANDARDなのですがピックアップがシングルコイルなのです。とすればトニーアイオミのギターの音が時々SANTANAが初期に使っていた甘くてコシのある音と共通すると思っていたのですがもしかしてこのギターを使っていたのかなぁ。

エフェクターを数珠つなぎしてしまったらこういった音から遠ざかることになります。ここはアナログのエコーチェンバー(ディレイマシン)とシンプルなグラフィックイコライザーで得られるような音ではないでしょうか。

*グラフィックイコライザー(通称グライコ)は音の成分を周波数ごとに分け、その音域ごとに強弱を調整する装置です。

こちらはAMAZONで何曲か視聴できますが、最初の一番カッコいいところがカットされています。やっぱりCDを持っていたいですね。
→ Black Sabbath, Vol.4

 


Johnny Winter And Live: Johnny Winter

It's My Own Fault
JOHNNY WINTERのライブアルバムはこの1曲だけのためでも保存版として持っていてもよいと思います。2曲目のIt's My Own FaultはJOHNNY WINTERのギターばかり聞きがちですがクロウトは反対側チャンネルに注目していると思います。リックデリンジャーのコードワーク、指の運び、オカズの入れ方が絶妙でプロのギターリストの教科書にもなっているはずです。またこの曲はイントロでドラム、ベースの入り方がかっこよくJBLモニター系の音で聴くとすべてのパートが前面に出てくる。ベースのギターワークが全般的にうたっている(ノリがいい)のも次に紹介するコケインと並んで心地よいのです。

 

 

これが30年以上も前の演奏かと思うと完成度の高さを感じます。70s ROCKの醍醐味が楽しめます。輸入盤の安いプレスもあるようです(違いまでは分りませんので悪しからず)。
→ ライブ



ERIC CLAPTON:ONE NIGHT

ERIC CLAPTONは数多いライブを出しており、いい演奏も多い。その中でこのホームページのおいしい聴き方編でONE NIGHTを紹介しましたのでついでに補足します。

このCOCAINE(コケイン)のベースラインについては出来ればモニタースピーカーのようなはっきり音楽ソースを再現できる装置で聴いて欲しい。それが無理な人はちょっとお小遣いを奮発してKOSS製のようなヘッドフォンで聴くと言う手もあります。

躍動感があって低音がいかに重要で魅力のあるものかを感じさせてくれるアルバムです。


いやあ、驚きました。同じようなアルバムでも8曲しか入っていないCDも出ているのです。こちらはちゃんと全14曲入っていました。
→ Just One Night

 


KING CRIMSON:IN THE COURT OF THE CRIMSON KING

EPITAPH〜MOONCHILD
友達が酔っぱらってこの顔をしてくれるのが楽しみでした。

それはどうでもいいのですが、このアルバムは曲の技法や構成が極端すぎてあまりにも未来を先取りしたように感じ、当時はいやがる人もいました。

ところがどっこい、大変すばらしい曲が入っているのです。特にEPITAPHという曲はジャケットからは想像もつかないほど静かな曲で、恋愛映画の最後に流れれば涙が出ることをお約束出来るのです。
その部分は、間奏以降のところでしょうか。特にYes I fear tomorrow I'll be crying..のところはいいですね。これには本当に病みつきになりました。またアナログではB面のMOONCHILDもいい曲でこれらにハマればIN THE WAKE OF POSEIDONという別のアルバムにもハマると思います。

たまにはROCKでセンチメンタルな曲に触れたい人にはお薦めのアルバムです。ただし1曲目は超ど派手で本当に精神異常者のような感じがしますのでびっくりしないでください。

といいつつ、、 Twenty First Century Schizoid Man!! なんちゃって、あわせたりして。
(この締めくくりで笑えた人がいたら嬉しいです)

これは一生付き合えるアルバムだと思います。
→ クリムゾン・キングの宮殿 (ファイナル・ヴァージョン)(紙ジャケット仕様)

 

EPITAPH

感動の部分は以下のところでしょうか。

Confusion will be my epitaph.As I crawl a cracked and broken path.

If we make it we can all sit back and laugh.But I fear tomorrow I'll be crying.Yes I fear tomorrow I'll be crying.....

この部分はやはり一度聞いてみてください。すばらしい曲ですね。

 

 

 
21st CENTURY SCHIZOID MAN

仕事中の人はボリュームを絞ってください。

EPITAPHとのギャップがすごいと思いませんか。本当に同じアルバムとは思えません。

 

 

 

 

To Be Continued ...... 次は何を載せようかなぁ、、、

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